2021年7月14日
News首相官邸より「高齢社会白書FY2021」が発行されました。
日本の首相官邸は、「高齢社会の年次報告書FY2021」を発表しました。
本報告書は2部構成となっており、第1部では高齢化する日本の現状・状況の概要（データは2020年度）、第2部では2021年度の高齢社会対策の政策概要が記載されています。なお、報告書の英語版（要約）は後日掲載予定です。
日本では平均寿命の伸びが続いており、高齢化が進んでいます。健康寿命の伸びは平均寿命の伸びを上回っている状況です。高齢者の60歳代だけでなく70歳代の就業率も以前より高く、諸外国よりも高くなっています。
しかしその一方で、日本の高齢者は諸外国に比べて地域社会との結びつきが弱く孤立しがちです。当面は、新型コロナウイルスの影響でボランティア活動や社会活動などの地域活動ができない状況が続くため、感染拡大が長期化した場合の高齢者の孤立化を防ぐための対策に力を入れる必要があります。